二十四節気の食ネタについてお届けします。
2026年2月4日(水)は立春(りっしゅん)の日。
期間は2月4日(水)から2月18日(水)まで。
「立春(りっしゅん)」とは、暦のうえで春の始まりを告げる節気。
まだ空気は冷たいものの、日差しにはほんのり柔らかさが戻り、
冬の中に小さな春の気配が顔をのぞかせる頃です。
節分を終え、季節がひとつ切り替わるタイミングでもあります。
【旬のさかな】鰊(にしん)
【旬のやさい】菜の花
【旬のくだもの】文旦(ぶんたん)
【おすすめ食材】鰊(にしん)
早春に旬を迎える鰊は、
「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれ、春の訪れを象徴する魚。
産卵のために北海道沿岸へ戻ってくるこの時期のにしんは、
身に脂がのり、旨味もしっかりと感じられます。
塩焼きや甘露煮はもちろん、
春の食卓には「にしんの昆布巻き」や「にしん漬け」もよく合います。
脂がのった身は火を通すとふっくらと仕上がり、
噛むほどにやさしい甘さが広がります。
にしんは良質なたんぱく質のほか、
DHA・EPAやビタミンDなども含まれ、
寒さでこわばりがちな体を穏やかに整えてくれる魚です。
立春を迎えるとはいえ、まだしばらくは冬の冷たさが残る頃。
寒さが戻る予報もありますが、春の食材や日差しのやわらぎに触れると、
季節が静かに切り替わりはじめている気配がします。
春告魚・にしんの豊かな味わいとともに、春の始まりをゆっくり迎えたいですね。


