『大雪(たいせつ)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

2025年12月7日(日)は大雪(たいせつ)の日。
期間は12月7日(日)から12月21日(日)まで。

「大雪(たいせつ)」とは、山々が雪化粧をはじめ、本格的な冬の訪れを告げる節気。
冷たい北風が吹き、街の灯りがいっそうあたたかく見える頃です。落ち葉が道を舞い、深まりゆく季節を静かに感じる時期でもあります。

【旬のさかな】鰤(ぶり)
【旬のやさい】大根(だいこん)
【旬のくだもの】蜜柑(みかん)

【おすすめ食材】鰤(ぶり)
冬の海で脂がのり、旨味を蓄えた寒ぶりは、この季節の代表的な味覚。
刺身や照り焼き、ぶりしゃぶ、ぶり大根―どんな料理にしても上品で深みのある味わいが楽しめます。

鰤は、成長につれて名前が変わる「出世魚」としても親しまれ、古くから祝いの席に欠かせない縁起の良い魚とされてきました。
脂がのる冬の鰤は栄養価も高く、DHA・EPAやビタミンB群が豊富。血流を整え、冷えが気になる季節にもぴったりです。

冷たい風が頬をかすめ、冬の透明感が増していく大雪の頃。
温かな湯気の向こうに、旬の鰤を添えて―
冷えた体をじんわりと満たす、冬の味覚を楽しみたいですね。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
こよみ ふとし♪ 二十四節気について発信していきます!
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