『大暑(たいしょ)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

2025年7月22日(火)は大暑(たいしょ)の日
期間は7月22日(火)から8月6日(水)まで。

大暑は、『大きいに暑い』の名前の通り、一年で最も暑さが厳しい時期です。
体力を保つために鰻を食べる土用の丑や、各地でのお祭り、花火大会などこの時期ならではのイベントや行事もたくさん行われます。

【旬のさかな 】鱧(はも)
【旬のやさい 】茄子(なす)
【旬のくだもの】葡萄(ぶどう)

【旬の食材】鱧(はも)
京料理には欠かせない高級魚として扱われている鱧。生命力が強く、冷凍技術がなかった時代でも、海から遠い京都まで生きたまま運ぶことができました。そのため、鮮度を保つことができ、貴重な食材として重宝されていました。
鱧は、産卵のために栄養を蓄えた夏(7月~8月)と産卵後再び栄養を蓄える秋(10月~11月)の年に2回、旬を楽しめます。
味は淡白ながら旨味の深い鱧には、疲労回復効果や体力・免疫機能の向上をサポートするタンパク質が豊富に含まれています。また鱧の皮にはコンドロイチンが多く含まれていて、皮膚や軟骨の弾力を保つ効果にもつながります。その他、ビタミンA・ビタミンB群・カルシウム・DHA・EPAなども豊富に含まれています。
鱧は夏の味覚としてだけではなく、健康や美容に良い栄養価の高い魚です。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
こよみ ふとし♪ 二十四節気について発信していきます!
記事一覧

コメント(0)