『穀雨(こくう)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

2025年4月20日(日)は穀雨(こくう)の日
期間は4月20日(日)から5月4日(日)まで。

穀雨(こくう)は、たくさんの穀物を潤す春の雨が降る頃のことです。
この時期に降る雨は、百穀を潤し芽を出させる春雨として『百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)』といわれています。種まきなどを始めるのに適した時期なので、農作業の目安にされています。

【旬のさかな 】水雲(もずく)
【旬のやさい 】筍(たけのこ)
【旬のくだもの】苺(いちご)

【おすすめ食材】水雲(もずく)
もずくの旬は4月から6月で暖かい地方の浅い海に生息しています。旬を過ぎ、夏になると枯れてしまうため、旬の時期以外のものは、冷凍や塩蔵されたものがほとんどです。
低エネルギー食材として知られているもずくは、ビタミン・ミネラル・食物繊維などをバランスよく含んでいます。
なかでも特徴的なのが、水溶性食物繊維の一種である『フコイダン』です。フコイダンは、もずくや昆布、わかめなどのぬめりのある海藻類に含まれていますが、特にもずくに多く、他の海藻に比べて5~8倍であると言われています。
免疫力アップや胃の粘膜を保護して胃を活発にし、動脈硬化・高血圧の予防に効果が期待できます。さらに、お酢と相性が抜群なので、もずく酢のようにお酢と一緒に摂取することでもずくの繊維がやわらかくなり、栄養の吸収が促進されます。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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