『小暑(しょうしょ)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

『小暑(しょうしょ)』
2024年7月6日(土)は小暑(しょうしょ)の日
期間は7月6日(土)から7月21日(日)まで。

小暑は「暑さがだんだん強まっていく時期」のことです。
このころは梅雨明けが近くなり、蝉の鳴き声が聞こえ始めて、まさに夏の訪れを感じられる頃です。

この「小暑(しょうしょ)」と次の節気である「大暑(たいしょ)」を合わせたおよそ1カ月を一年で最も暑い期間ということで「暑中」と呼びます。
この頃から「暑中見舞い」を出し始め、8月7日の立秋以降は「残暑見舞い」となります。

【旬のさかな 】うなぎ
【旬のやさい】とうもろこし
【旬のくだもの】桃

【うなぎの食ネタ】
日本ではこの小暑の時季に土用入りをし、土用の丑の日(2024年は7月24日と8月5日)に夏バテ予防にうなぎを食べる風習があります。
実際、うなぎにはビタミンAやビタミンB群など、疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれていて、夏バテ防止にはピッタリの食材といえます。
また、関東と関西ではその調理法に違いがあります。関東でさばく際は、背開き。一説には関東は武士の文化が強く切腹を嫌った為といわれています。
焼き方は一度焼いて、蒸した後にタレをつけて焼き上げ、身がやわらかく食感もふんわりしているのが特徴です。
一方関西でのさばき方は腹開き。関西は商人の文化が強く、腹を割って話すのが好まれたからといわれています。
関西では蒸さずにそのままタレをつけて焼き上げ、皮がパリッとしていて身に弾力があり、食感がしっかりしているのが特徴です。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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