『立冬(りっとう)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

2023年11月8日(水)は立冬(りっとう)の日
期間は11月8日(水)から11月21日(火)まで。

「冬が立つ」と書く「立冬」は、冬の始まりを示しています。「立」の字には“新しい季節になる”という意味があり、立春、立夏、立秋と並んで、季節の大きな節目です。立冬から2月初旬の立春の前日までが、暦のうえでの「冬」になります。空気がぐっと冷たくなり、冬の使者「木枯らし」が吹くのもこの時期です。
今年は異例の暑さもあり実感がわきませんが、日々気温の変化は大きく体調管理には気を使う季節です。

【旬のさかな 】牡蠣(かき)
【旬のやさい】蓮根(れんこん)
【旬のくだもの】洋梨

【牡蠣(かき)の栄養】
牡蠣(かき)は言わずと知れた魅力的なエナジーフードです。
亜鉛・鉄などのミネラルや、ビタミンB1・B2・B12などのビタミン類、タウリンなどのアミノ酸、グリコーゲンなどを豊富に含んでいます。
免疫力アップや疲労回復、美肌効果をはじめ、動脈硬化・肝臓病・心臓病などの 生活習慣病の予防効果も期待できます。

【牡蠣(かき)の食ネタ】
●牡蠣にレモンをかける理由は?
「消臭」「殺菌」の意味もありますが、実は栄養成分を吸収しやすくする働きがあります。
牡蠣に多く含まれる亜鉛は、ビタミンCやクエン酸と一緒に摂ると、より吸収されやすくなります。さらにビタミンCは鉄の吸収率も高めてくれます。

●牡蠣が「江崎グリコ」の“グリコ”の由来!?
『一粒で300メートル』というキャッチフレーズで有名な江崎グリコのキャラメル。この「グリコ」という名前は、子供たちに栄養素をたくさん含んだお菓子を与えることを考えていた創業者の江崎利一氏が、牡蠣のエキスの中に多く含まれるグリコーゲンを牡蠣の煮汁から採取して、栄養菓子「グリコ」を生み出して発売したことが由来になっているそうです。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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