『小雪(しょうせつ)』

二十四節気と食ネタについてお届けします。

『小雪(しょうせつ)』
2022年11月22日(火)は小雪(しょうせつ)の日
期間は11月22日(火)から12月6日(火)

読み方は、「こゆき」と読んでしまいそうですが、二十四節気では「しょうせつ」と読みます。
「小雪」は「雪が降り始める季節」を指す言葉であり、この頃の、積もるか積もらないか程度の雪を「“小”さい“雪”」と表現しています。
この季節には、冷たい風が吹き、雪がちらつく寒さの合間に、春のような陽気が訪れることもあり、このような日中の暖かな日は「小春日和(こはるびより)」と呼ばれます。

【旬のさかな】カニ
【旬のくだもの】みかん
【旬のやさい】ほうれん草

【小雪の食ネタ】新嘗祭(にいなめさい)
毎年11月23日、現在の「勤労感謝の日」には全国の神社において「新嘗祭(にいなめさい)」が行われます。
新嘗祭とは、その年の収穫に感謝して新穀を神様にお供えし、来年の豊穣を願う行事です。「にいなめのまつり」「しんじょうさい」と呼ぶこともあります。「新」は新穀(しんこく)、「嘗」は御馳走を意味します。
1873(明治6)年、新暦に移行する時に新嘗祭の日が11月23日になり、そのまま「新嘗祭」という祝日も生まれました。
戦後は、稲作だけではなく世の中をかたち作るすべての勤労に感謝しようという思いから、「勤労感謝の日」と名前が変わり、現代まで続いています。勤労感謝の日は現代の国民の祝日の中で、もっとも長い伝統を持つ祝日のひとつといえます。

この時期は、空気も乾燥して風邪を引きやすくなります。お部屋を加湿したり、栄養が豊富な旬の食材を食べて冬本番に備えましょう!

 

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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