『立秋(りっしゅう)』

二十四節気の食ネタについてお届けします。

『立秋(りっしゅう)』
2022年8月7日(日)は立秋(りっしゅう)の日
期間は8月7(日)から8月22日(月)まで。

立秋は「秋の兆しが見え始める頃」という意味です。
暦の上では秋が始まり、11月初旬の『立冬(りっとう)』の前日までが秋とされます。しかし、立秋の頃は、実際には猛暑日が続く暑さの厳しい時期。立秋に入ってからの暑さは『残暑』といい、『暑中見舞い』は『残暑見舞い』に変わります。
この頃から空が少しずつ高く感じられ、いわし雲やうろこ雲が見られるようになります。
また、ヒグラシが鳴き始めるなど少しずつ秋に近づくのを感じさせてくれます。

【旬のさかな 】鱸(すずき)
【旬のやさい】茄子(なす)
【旬のくだもの】桃

【立秋のおすすめ食材】桃
お盆のお供え物によく用いられている桃は、立秋の頃に旬を迎えます。
桃の主成分はフルクトースと呼ばれる果糖で、体内ですぐにエネルギーとなるため、疲労回復に有効な食べ物です。
また、食物繊維のペクチンが多いため、腸をきれいにしてくれる働きがあります。
さらに、体内にある余分なナトリウム(塩分)を排出するカリウムが含まれています。塩分の摂りすぎなどを調整してくれることにより、高血圧の予防や改善の効果が期待できます。
残暑の頃は、夏に発散したエネルギーを回復する大切な時期でもあります。
果糖をたくさん含んだ桃は、そんな時期にぴったりの果物で、果糖によってエネルギーチャージでき、疲労を回復することができます。

職業:フリーランス
資格:食育インストラクター
好きな料理、食べ物:旬のもの♪
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