『小暑(しょうしょ)』

二十四節気と食ネタについてお届けします。

『小暑(しょうしょ)』
2021年7月7日(水)は小暑(しょうしょ)の日
期間は7月7日(水)から7月21日(水)まで。

『小暑』には、梅雨明けが間近に迫り、少しずつ暑気が増してくる頃という意味があります。

今年は長い梅雨が続いていますが、梅雨空の雲間から注ぐ陽射しも日ごとに強くなり、吹く風も熱を帯び始め、本格的な夏の到来を予感させる季節です。

【旬のさかな】カンパチ
【旬のやさい】枝豆
【旬のくだもの】マンゴー

【小暑の食ネタ】
◎ 索餅(さくべい)
「七夕の日」の行事食としてそうめんが知られていますが、その昔日本では「七夕の日」に健康や豊作の願いを込めて、索餅(さくべい)というお菓子が食べられていたそうです。

索餅が中国から日本に伝わったのは奈良時代の頃で、小麦粉と米の粉を練り、縄のように細長くねじって作ることから「麦縄(むぎなわ)」とも呼ばれていました。

この「七夕の日」に索餅を食べる風習が、後にそうめんを食べる風習に変わったという説もあるそうです。

索餅は、現在でも奈良県など各地で、しんこ菓子(しんこ、しんこ団子、しんこ餅)と呼ばれるお菓子に変わり、受け継がれています。

◎ 枝豆
枝豆は大豆を完熟前に、さやつきのまま収穫したもので、豆と野菜の両方の栄養的利点を持った緑黄色野菜です。

他の野菜と比較して、枝豆に多く含まれるビタミンB1とB2は、体内で糖質・脂質・たんぱく質などを分解してエネルギーに変える働きがあります。
またその他にも、食物繊維やカルシウム、鉄分など多くの栄養素を含んでいて、夏バテの食欲低下による栄養不足の解消や、疲労回復などに効果があるとされています。

枝豆と言えば、夏場にビールやお酒のおつまみにというのが定番ですが…
枝豆には、ビタミンB1、ビタミンC、メチオニン(アミノ酸)が多く含まれており、これらはアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれるため、飲み過ぎや二日酔い防止に効果があるそうです。

枝豆は、ただ美味しいだけでなく、栄養面や健康面においても理に適っているスーパーフードなんですね。

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コメント(1)

  1. 大牧健二さん

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    2021年7月7日

    小沢直史さん、こんにちは♪
    ジトジト不快な日が続いてますね(汗)
    店先で見かける野菜や果物、お菓子なども「夏」を感じるものが多くなりましたね!
    【枝豆】は栄養価も高く、お酒のお供にも最高ですよね(笑)