『霜降(そうこう)』

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二十四節気と食ネタについてお届けします。

『霜降(そうこう)』
2020年10月23日(金)は霜降(そうこう)の日
期間は10月23日(金)から11月6日(金)

読み方は、「しもふり」と呼んでしまいそうですが、「そうこう」と読みます。
朝露が冷たい外気に晒されて凍り、霜が下り始める季節ということからつけられた名前だそうです。

【旬のさかな 】ほっけ
【旬のくだもの】りんご
【旬のやさい】南瓜(かぼちゃ)

【霜降 初候の食ネタ】南瓜(かぼちゃ)
長期保存が可能で栄養価も高く、煮物、揚げ物、スープ、サラダ、プリン、パイなど様々な料理に利用できる万能野菜の「かぼちゃ」
「かぼちゃ」という日本名の由来は、カンボジアから到来したことから、「カンボジア」が訛って「かぼちゃ」と呼ばれるようになったというのが主説のようです。
世界中に様々な形や色の品種がありますが、現在日本で栽培されているかぼちゃは、「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」の3種類に大別されます。

①「日本かぼちゃ」
日本で最初の栽培種。皮がデコボコしています。食感がねっとりとしていて、肉質がきめ細かく、煮崩れしないのが特徴です。
かぼちゃ自体の味がやさしいので、だしなどの味が入りやすく和食向きといわれていましたが、日本人の嗜好の変化に伴い年々消費量が減り、現在はほとんど出回っていないそうです。
「鹿ケ谷かぼちゃ」「黒皮かぼちゃ」「会津かぼちゃ」「菊かぼちゃ」など

②「西洋かぼちゃ」
スーパーなどで一般的に流通しているのはこの「西洋かぼちゃ」です。別名は「栗かぼちゃ」
皮がツルっとしています。ホクホクとして甘味が強いのが特徴です。
「みやこぼちゃ」「えびすかぼちゃ」「黒皮甘栗」「芳香青皮甘栗」「デリシャス」など

③「ペポかぼちゃ」
食用としてではなく、観賞用、家畜の飼料用として使われる事が多い品種。
おもちゃカボチャ、ベビーパム、ハロウィンカボチャなどといったハロウィンの時にランタンとして使われるカボチャの多くもペポかぼちゃの一種です。
「(金糸瓜・そうめんかぼちゃ)」「ズッキーニ」など

[かぼちゃの主な栄養と効能]
★β カロテン
実が黄色いかぼちゃは、体内でビタミンAに代わるβ カロテンが豊富に含まれています。
粘膜や皮膚の抵抗力を高めるビタミンA は風邪の予防にも効果があるとされています。
西洋かぼちゃは、日本かぼちゃの約5倍ものβカロテンが含まれているそうです。

★食物繊維
特に皮の部分に多く含まれている食物繊維。整腸作用があり便秘の予防・改善に効果があるとされています。
また、脂質・糖・ナトリウムなどと吸着して身体の外に排出する働きがあり、肥満や脂質異常症・糖尿病・高血圧など生活習慣病の予防・改善の効果にもあるといわれています。

★カルシウム
人体に最も多く含まれるミネラルで、骨や歯を形成する栄養成分。血液の凝固を促して出血を予防する働きもあります。

★ビタミン類
豊富な各種ビタミンのうち、特に日本人の食事には不足しがちで、疲労回復におすすめのビタミンB1や皮膚、爪などの健康を維持するといわれるビタミンB2、コラーゲンの生成に欠かせないとされるビタミンC、血行を促進する働きがあり冷え性改善に良いとされるビタミンEなど、大切なビタミンがバランスよく含まれています。
いずれも、西洋かぼちゃのほうが含有量が多いとされています。

★ルティン
カロテノイドという栄養素の一種で、眼病予防や眼精疲労に効果があるとされています。

★その他、かぼちゃの種にはミネラルや鉄分などのほか、悪玉コレステロールの値を下げてくれる「フィトステロール」、コレステロール値の上昇を抑えてくれる「不飽和脂肪酸」が、ワタには食物繊維、βカロテン(果肉の約5倍)、ビタミンKが豊富に含まれていて、丸ごと栄養満点の緑黄色野菜なのです。

[かぼちゃの豆知識]
日本では「かぼちゃ」を英語で「pumpkin(パンプキン)」と呼ぶと思われがちですが、アメリカやカナダではパンプキンというとハロウィーンで使われる外側の皮がオレンジ色のものだけを指すそうです。日本で一般的に食べられている外が緑色のカボチャなど果皮がオレンジでないものは「squash(スクウォッシュ)」という総称が利用されています。

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