白露の初候『草露白(くさのつゆしろし)』

二十四節気(七十二候)と食ネタについてお届けします。

『白露(はくろ)』
2020年9月7日(月)は白露(はくろ)の日
期間は9月7日(月)から9月21日(月)

白露の初候『草露白(くさのつゆしろし)』
2020年9月7日(月)から9月11日(金)

『白露(はくろ)』は、草花に降りた朝露が白く光って見える頃という意味があります。
朝夕は肌寒くなり、本格的な秋の訪れを感じ始める時節です。

【旬のさかな 】シマアジ
【旬のやさい】松茸(まつたけ)
【旬のくだもの】無花果(いちじく)

【白露 初候の食ネタ】無花果(いちじく)
アラビア半島原産。6千年以上も前から栽培されていて、古代エジプトの壁画にも描かれているのだとか。日本にはポルトガル人によって江戸時代に渡来したそうです。

いちじくは漢字で書くと「無花果」。
いちじくの中にある赤いツブツブとした部分、実はここがイチジクの花なのですが、外側からは見えないことから”花がない果実”という名になったのだそうです。

いちじくには種類があって、秋の果実しか取れない秋果専用の品種、夏の果実しか取れない夏果専用の品種、さらに夏も秋も収穫できる兼用の品種があります。秋果専用種は夏果専用種より実が小さいのですが、その分甘みがぎゅっと凝縮されています。

いちじくにはビタミンB群やカリウムの他にも、カルシウムや鉄分、亜鉛などのミネラル分がバランスよく含まれています。
その他にもペクチンなどの食物繊維が、腸内環境の改善、コレステロール低下に役立ち、またタンパク質を分解するフィシンという酵素は胃もたれや二日酔いを防ぐ効果があるとされています。

いちじくを選ぶ際のポイント!
★ ふっくらとしていて丸みがあるもの
★果皮に張りが赤褐色に染まっているもの
★底の部分に少し裂け目ができているもの

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