処暑の初候『綿柎開(わたのはなしべひらく)』

二十四節気(七十二候)と食ネタについてお届けします。

『処暑(しょしょ)』
2020年8月23日(日)は処暑(しょしょ)の日
期間は8月23日(日)から9月6日(日)

処暑は「暑さが峠を越えて収まる頃」いう意味があります。涼風が心地よく感じられるようになる時節です。

処暑の初候『綿柎開(わたのはなしべひらく)』
2020年8月23日から8月27日
綿の実を包む柎(はなしべ)が開き始める頃。
柎とは花の萼(がく)のこと。萼がはじけ、中からふわふわした綿毛が飛び出してきます。
ちなみに「綿」は、「植物」としての呼び名は「わた」、「製品」になると「めん」と呼ばれます。

【旬のやさい】生姜
【旬のくだもの】いちじく
【旬のさかな 】秋刀魚(サンマ)

【処暑 初候の食ネタ】秋刀魚(サンマ)
和名「サンマ」の由来には諸説あり、細長い魚という意味の「サマナ(狭真魚)」がなまったものとする説や、大きな群れをなす魚という意味の「サワンマ(沢魚)」を語源とする説などがあるそうです。

また漢字表記の「秋刀魚」が一般的に使われ出したのは大正時代の頃からで、細い柳葉形で銀色に輝く魚体が刀に似ていて、「秋に獲れる刀のような魚」ということから名づけられたといわれています。

サンマは良質なタンパク質や、青魚ならではのEPA・DHAを始め、ビタミン類、カルシウム、鉄分など様々な栄養素が豊富に含まれています。

サンマを選ぶ際のポイント!
★ 頭から背中にかけて膨らみがあるもの
★ 腹がパンパンパンで硬いもの
★ 黒目の周りが濁ってなく澄んでいるもの
★ 下あご、尾ひれの付け根辺りが黄色のもの

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