立秋の末候『蒙霧升降(ふかききりまとう)』

二十四節気(七十二候)と食ネタについてお届けします。

立秋の末候『蒙霧升降(ふかききりまとう)』
2020年8月17日から8月22日

もうもうとした濃い霧が、まとわりつくように立ちこめる時節という意味があります。
残暑の厳しさは相変わらずですが、朝夕は冷んやりとした空気が心地よく感じられる時節でもあります。

【旬のさかな 】鰯(いわし)
【旬のくだもの】ぶどう
【旬のやさい】オクラ

【立秋 末候の食ネタ】オクラ
原産地はアフリカ北東部。
「オクラ」は英語で、和名はアメリカネリと言い、また陸蓮根(おかれんこん)とも呼ばれます。
日本ではおひたしや和物にしたり汁物の具にしたりすることが多いですが、海外では炒めたり煮込む料理が多く、アメリカの「ガンボスープ」やインドの「オクラカレー」などがあります。

ビタミン、ミネラルが豊富で、夏バテ防止に効果的な野菜のオクラ。
独特のぬめりはペクチンなどの食物繊維で、腸内環境を整えてたり、食後血糖値の急な上昇を抑えてくれる働きもあると言われています。

オクラを選ぶ際のポイント!
★鮮やかな緑色をしているもの
★ヘタの切り口がみずみずしいもの
★ガクが瑞々しく、角がはっきりしているもの
★表面の細かい毛が密集しているもの
★ハリがあり、実の角がはっきりしているもの

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