二十四節気の食ネタについてお届けします。
2026年9月7日(月)は白露(はくろ)の日。
期間は9月7日(月)から9月22日(火)まで。
白露とは、夜の間に空気が冷え、草花に朝露が宿り始める頃。
「白露」という名前は、草木についた露が朝の光を受け、白く輝いて見えることに由来します。
日中にはまだ夏の暑さが残りますが、少しずつ長くなる夜や、朝のひんやりとした空気に、秋への移ろいを感じる頃です。
【旬のさかな】トビアラ
【旬のやさい】里芋(さといも)
【旬のくだもの】葡萄(ぶどう)
【おすすめ食材】トビアラ
「トビアラ」という名前を初めて聞く方も多いかもしれません。
関西地方などで使われる呼び名で、サルエビやアカエビなど、小ぶりのエビを指します。
瀬戸内海などで多く獲れ、夏から秋にかけて旬を迎えます。
小さいながらも、身にはしっかりとした甘みとうま味があり、塩ゆでや天ぷら、かき揚げ、煮物など、いろいろな料理で楽しめます。
なかでもおすすめは唐揚げ。
高温でカラッと揚げれば、殻ごと香ばしく食べられ、噛むほどにエビのうま味が広がります。
トビアラは良質なたんぱく質を含み、脂質が少ないのも特徴です。
エビに含まれるタウリンは、肝臓の働きを助けるほか、コレステロールの吸収を抑える働きがあるとされています。
また、殻ごと食べればカルシウムも摂ることができ、丈夫な骨や歯を保つのに役立ちます。
赤い色のもととなるアスタキサンチンには抗酸化作用があり、体内で増えすぎた活性酸素を抑える働きも。
夏の暑さで疲れが残りやすいこの時期、うれしい栄養が詰まった食材です。
小さな体に、おいしさと栄養をぎゅっと詰め込んだトビアラ。
夏の名残と秋の気配が入り混じる白露の頃、旬の味として楽しんでみてはいかがでしょうか。


