こんにちは、調理師のおかだけんです。「うちの包丁、なんとなく切れ味が悪い気がする」
—そう感じながらも、そのまま使い続けている方は意外と多いのではないでしょうか。実は包丁の切れ味は、素材選びだけでなく、日々のちょっとした扱い方で大きく変わります。今回は25年の調理師経験から、家庭用包丁の選び方と、長く切れ味を保つためのコツをご紹介します。
家庭用包丁で一番多い「切れ味が落ちる原因」

プロの現場でも家庭でも、切れ味が落ちる一番の原因は刃こぼれです。まな板に対して包丁を寝かせすぎず、まっすぐ振り下ろすように使うだけでも、刃先への負担はかなり減ります。また、シンクの中で他の食器と一緒に浸け置きすると、意外なところで刃が当たって傷むことがあるので、包丁だけは別で洗う習慣をつけると長持ちします。
素材で選ぶときの基本
家庭用の包丁は大きく分けて、手入れは手間だが切れ味が鋭い「鋼」と、錆びにくくお手入れが楽な「ステンレス」に分かれます。料理を頻繁にする方は鋼、忙しくてこまめな手入れが難しい方はステンレス、というのが基本の選び方です。ただ、最近はこの中間を狙った新しい素材の包丁も増えていて、選択肢が広がっています。
私自身、長切れする包丁を選ぶ際は「切れ味の持続時間」を一番重視しています。「手に入れるのに、現在8〜10ヶ月待ち」という超硬合金包丁「KISEKI:キセキ」があります。詳しくはコチラのページで紹介しています▶KISEKI:(キセキ)包丁の評判は本当?調理師が分析する長期予約の価値とデメリット
家庭でできる簡単なお手入れ・保管のコツ

使った後はできるだけ早く水気を拭き取ることが、素材を問わず一番効果的なお手入れです。濡れたまま放置すると、ステンレスでも変色や刃こぼれの原因になります。収納は他の調理器具とぶつからない専用の場所を確保するだけでも、刃を傷める機会がぐっと減ります。
まとめ
包丁の切れ味は、素材選びと日々の扱い方の両方で決まります。「そろそろ買い替えかな」と感じたら、まずは今の包丁の扱い方を見直してみるのもおすすめです。


