和食の基本でありながら、意外と苦戦するのが「茶碗蒸し」ですよね。 「すが入ってしまう」「固まらない」「味がぼやける」……。 こうした失敗の原因は、実はたった一つの「比率」を知るだけで解決します。
失敗しない茶碗蒸しの黄金比率

25年厨房に立ち続けてきた私が、現場でも使っている「絶対に失敗しない黄金比」は、【卵1:だし汁3】です。卵の量に対して、きっちり3倍の水分(だし汁)を合わせる。これさえ守れば、ご家庭でも料亭のような、ふるふると揺れるなめらかな茶碗蒸しが確実に作れます。
茶碗蒸しの蒸し方

しかし、比率が完璧でも失敗しやすいのが「火加減」です。 ここで、プロが現場でも実践している、表面を鏡のように美しく仕上げるコツを一つご紹介します。
それは、「蒸し器のふたに菜箸を一本挟む」ことです。
茶碗蒸しに「す(ボコボコとした穴)」が入ってしまう最大の原因は、中の温度が上がりすぎて卵液が沸騰してしまうこと。そこで、あえてふたを完全に閉めず、菜箸一本分の隙間を作って蒸気を逃がしてあげてください。これだけで庫内の温度が安定し、驚くほどなめらかな口どけになります。
茶碗蒸しを蒸すときの火加減の目安

火加減の目安は「強火で3分、弱火で10分」。 このひと手間で、おうちの茶碗蒸しが「お店の味」に変わります。
私のブログでは、この他にも「卵液をこす」重要性や、冷めても味がぼやけない隠し味、さらには蒸し器がない場合のフライパンやレンジでの代用方法まで、さらに詳しく深掘りして解説しています。
今晩の食卓で、ご家族を驚かせるような最高の一品を作ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼さらに詳しいプロの技はこちらで解説しています

