二十四節気の食ネタについてお届けします。
2025年6月21日(土)は夏至(げし)の日
期間は6月21日(土)から7月6日(日)まで。
夏至には『日長きこと至る』という意味があり、北半球において太陽の位置が一年で一番高くなり、日照時間が最も長くなる日のことです。
『夏に至る』と書くように夏至を境にして本格的な夏が始まります。
【旬のさかな 】鮎(あゆ)
【旬のやさい 】胡瓜(きゅうり)
【旬のくだもの】杏子(あんず)
【夏至の旬食材】鮎(あゆ)
鮎は資源保護のため、11月~5月は禁漁となっているところが多く、禁猟明けの6月~8月頃が旬となっています。特に7月の若鮎は骨も柔らかく、美味しいとされています。
天然の鮎は澄んだきれいな川に生息し、川底や岩についた良質な藻を食べて育ちます。そのため特に水質の良い川の鮎は、スイカやキュウリのような香りがするということから『香魚(こうぎょ)』とも呼ばれています。
鮎は栄養価の高い魚で、たんぱく質・ミネラル・カルシウムが豊富で、特にカルシウムは真イワシの3倍の含有量とも言われています。その他にも血液サラサラ効果のあるEPA・DHA、ビタミン類などバランスよく含まれています。
☆効能☆
疲労回復、免疫力向上、感染症の予防、眼精疲労の改善、老化防止、
貧血予防改善、血液サラサラ効果、動脈硬化の予防、精神安定、抗血栓作用